第二十三話「株式会社SAKIMOTOとは」
株式会社SAKIMOTOとは
私の長い人生の中で、全ての人が初めての経験するコロナ惨禍の真っ只中に居る訳ですが、おそらくは、このコロナの影響は最低でも2年3年続くであろうと予想され、この空白の時間は、全ての人たちの夢や希望を停滞させ、多大な影響を受ける事が必至な状況なのです。
高年の私にとって取り返すことが出来ない、非常に残念な時間を過ごす事となっているのです。
しかし、私は今何ができるのであろうか、日々自問自答を繰り返し、現在に至るまでの姿勢を貫き、前に向かって努力を続け、前進するしか他ないのです。
株式会社SAKIMOTO 本部OFFICE
私は、株式会社SAKIMOTOの事業は息子たちの為に永代に渡って残せる資産保有会社と考え、20年後、30年後には息子のみならず孫や一族全ての人が安心して生活できるように、またこの事業を共に信じて携わってくれ、頑張ってくれている株式会社SAKIMOTOの全社員やスタッフが将来に向けての明るく楽しい生活設計ができるように、との強い思いで日々を大切に「思いを現実」にすべく、楽しく取り組んでいるのです。
何時の時代もそうなのですが、新規に事業に挑戦する時や、事業拡大の為の資金調達、本社工場用地の購入や収益物件の不動産購入などで、銀行や公的金融機関に相談させて頂くと、事業計画書と共に必ず所有している預貯金と、所有している不動産をまず一番に確認され、体力がどの程度あるのかを判断され、組織と人材までも詳しい資料の提出を求められます。
事業に取り組む経営者として「社会的な信用」を、どの程度所有しているかの確認をされるのです。
リスタートした時、それらをまったく持たない私は資金調達等に大変な苦労を強いられたからなのです。
息子たちが、それぞれ事業を起こしてから、自主性を重んじ、個々の力を信じ、私はこれと言って支援をしてこなかったのです。
企業のトップとして社会的な責任を背負う経営者として、企業の存続は当然のことながら、事業の繁栄を願い、さらに上を目指す努力が望まれます。
息子達には経営者としての現在までの実績と共に、将来的に、私が挑戦を続ける不動産事業を武器の一つとして、存分に事業に挑戦し続けてもらいたいと願うのです。
また、当然の事ながらそれぞれの事業で共に戦ってくれた社員スタッフ、全ての人たちに対して社会的な責務を全うしてほしいのです。